港区立「港南いきいきプラザ(ゆとりーむ)」に招かれ、『脳科学で楽しく学ぶ 耳の健康セミナー』を開催しました

2026年10月30日(金)、港区立港南いきいきプラザ「ゆとりーむ」の企画で、弊社neumoが講師として招かれ、代表・若林が『脳科学で楽しく学ぶ 耳の健康セミナー』を行いました。
セミナーは以下の内容でお届けしました。
- 人間・動物・植物の聞こえる範囲
- 年を取ると、なぜ高い音が聞こえづらくなるのか(仕組み)
- 難聴が引き起こす意外な病気のリスク
- 聴力検査では大丈夫と言われるのに、うるさい場所で聞こえづらいのはなぜか(隠れ難聴)
- 耳のために普段気をつけること(大きな音・食べ物・運動)
- みんなで楽しむ聞こえの体験(高い音がどこまで聞こえるかのテスト/雑音の中で3つの数字を聞き取る体験)
- 質疑応答
- 脳の聞く力を鍛えるトレーニング体験
脳科学の観点から語った、難聴と認知症の関係
講演は、人間・動物・植物の「聞こえる範囲」から、年を取ると高い音から聞こえづらくなる仕組み、聴力検査では見つからない「隠れ難聴」まで、幅広い内容でお届けしました。音楽用の耳栓をお見せした際には「今日は行商に来たわけではないので、売り込みはしません」と会場に笑いが起きる一幕もありました。
そして講演の柱の一つが、難聴と認知症の関係です。若林は、音は脳で聞いており、耳は音を伝える役割なのだと説明したうえで、難聴が認知症のリスクを高める理由を2つお伝えしました。
1つは、聞こえづらくなると人に会ったり会話をしたりする機会が減り、脳への刺激が減ること。
もう1つは、聞き取りに脳の資源(リソース)が多く使われ、脳のほかの働きに資源が回りにくくなることです。アルコールの飲み過ぎやタバコの吸い過ぎよりも気をつけなければいけないのが耳の健康だという話とともに、講演を聞きに来たり、皆さんでお茶に行って会話をしたりする交流が、脳への大きな刺激になることもお伝えしました。
高い音はどこまで聞こえる?騒がしい中で数字を聞き取れる?――みんなで挑戦した聞こえの体験
講演の途中では、参加者全員で「自分の聞こえ」を試す体験を2つ行いました。
1つ目は、どこまで高い音が聞こえるかのテストです。人は年を重ねると、高い音から聞こえづらくなっていきます。そこで会場でだんだん高い音を流し、聞こえた方に手を挙げてもらいました。音が高くなるにつれて、挙がる手は少しずつ減っていきます。
2つ目は、騒がしい中で声を聞き取る体験です。スピーカーからは「5・8・9」のように3つの数字を読み上げる声が流れますが、同時に、関係のない2人の話し声も流れます。参加者はその中から数字だけを聞き取り、手元の用紙に書き取りました。問題が進むほど、邪魔な話し声が数字の声と同じくらいの大きさに近づき、最後には数字の声よりも大きくなります。聞き取りはどんどん難しくなっていきます。
答え合わせでは、正解と違う数字を書いた方に若林から「惜しい」と声がかかる場面もありました。こうした「騒がしい場所で聞きたい声だけを聞き取る力」は、何歳になっても鍛えられる領域だとお伝えしました。
質疑応答:会場からいただいた質問
質疑応答では、若林と玉越がお答えしました。会場からは、難聴や耳の健康にまつわる以下のような質問が寄せられました。
- 普段の会話は良いが、電話だと相手の声が聞き取りにくい。それはなぜか?
- 耳の悪い人に話すときは、どう話せば聞き取りやすいか?
- 高い音が聞き取りにくくなるという話だったが、耳鼻科で調べたら低い音が聞こえていないと言われた。そういうこともあるのか?
- 週2時間以上のウォーキングが良いというのは、時間帯はあるのか?ほかの運動に変えても効果は一緒なのか?
- 祖父から3代続いて耳が悪い。食べ物に関係するのか、別なものがあるのか?
- 耳の聞こえが悪くなってくると、歌うときの音痴とつながりはあるのか?
- 耳鳴りと難聴は関係があるのか?
- 学生がバスの中で騒いでいるとうるさくて、頭が痛くなるのはなぜか?

脳の聞く力を鍛えるトレーニング体験
質疑応答の後は、講演に登場した「脳の聞く力」を鍛えるトレーニングを、ご自身のスマートフォンで体験していただきました。
トレーニングは音を聞いて、音の違いを聞き分けるもので、会場で実際の音を流しながら、ゆっくり聞き分けて進めるコツをご案内しました。ご自宅での続け方もあわせてご案内しました。

参加者の声 ~難聴と認知症の話に高い関心~
セミナー終了後のアンケートでは、難聴と認知症の関係をはじめ、さまざまな感想が寄せられました。その一部をご紹介します。
- 「難聴と認知症 関係がとてもよくわかりました」
- 「耳の話は、初めてなので、とても新鮮でした」
- 「耳なりと難聴のお話し興味がありました。」
また、難しい言葉が多かったものの、わかりやすい説明で理解が進んだという感想や、補聴器を使っている方からの「参考になりました」という声もいただきました。
セミナー後には、「中野信子さんや茂木健一郎さんの本をよく読む」という脳科学好きの参加者が、neumoが脳科学の会社だと知って驚かれるひとこまもありました。
講演の柱の一つだった「難聴と認知症」は、耳だけではなく脳に関わるテーマです。セミナーでも、音は脳で聞いており、耳は音を伝える役割なのだとお伝えしました。脳科学の会社であるneumoは、聞こえのトレーニング「キクモア」を脳科学に基づいて開発しています。今後も、耳と脳の健康について楽しく学べる機会をお届けしてまいります。
施設のご担当者の声
セミナーを企画した港南いきいきプラザのご担当者からは、
「予想よりも本当にお申し込みがあって、満席です」
「耳の話だけでなく測定もあって、認知症と言われると気になる方が多い。そういった点で、たくさんの人に来ていただけたのだと感じます」
との声をいただきました。
会場のご紹介:港南いきいきプラザ(ゆとりーむ)

港南いきいきプラザ(愛称「ゆとりーむ」)は、区民の健康づくりと高齢者の生きがいづくりの支援、区民同士の交流を目的とした港区立の施設です。
館内には歩行用プール、トレーニングルーム、浴室、敬老室、ラウンジ、喫茶コーナーがあり、健康づくりと交流の場として利用されています。
詳しくは以下のホームページをご覧ください。
港南いきいきプラザ(ゆとりーむ)
https://yutori-mu.com/
難聴の基本から最新の脳科学の事例まで――みんなで楽しめる測定会つき耳の健康セミナーの出張依頼を受付中
将来65歳以上の3人に1人は認知症になると言われていますが、認知症の最大要因が、実は難聴なのです。しかも難聴は、認知症以外に、うつ病や転倒リスクを高めるなど、様々な悪影響を引き起こします。 その割には、聴力の重要性を理解している人は少ないことが課題になっております。
脳科学の会社であるneumoでは、出来るだけ多くの方に耳の健康の重要性を知ってもらい、健康寿命を伸ばしてもらいたいと考えています。そのため、耳の健康セミナーの実施を受け付けています。 講演は現地開催、講師が出張してみなさんの所までお伺いします。顔の見える距離でわかりやすい講演と、みんなで楽しめる測定会もセットで楽しく耳の健康について学べます。
<わかりやすい講演+みんなで楽しめる測定会>
- 難聴の基本から最新の脳科学の事例までをわかりやすく解説
- 騒がしい中でどこまで数字を聞き取れるか、みんなで数字を当てるクイズ
- みんなで楽しめる聞こえの測定会を実施
- 今日から出来る耳のケア方法についてご紹介
セミナー開催にご興味のある方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。
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キクモアは、スマホアプリで日々トレーニングすることで脳の聞く力を鍛える耳の脳トレです。→キクモア聞こえのトレーニング

