「キクモア」開発の歩みと補聴器との併用構想を、専門誌『THE EYES』9月15日発売号で公開
弊社neumoは、眼鏡・補聴器の専門誌『THE EYES』9月15日発売号にて、聴覚トレーニングアプリ「キクモア」の開発の歩みと、補聴器と聴覚トレーニングを組み合わせる「ハイブリッド活用」の構想を公開しました。
あわせて同日より、補聴器販売店・補聴器メーカー等を対象とした連携相談窓口を開設し、店舗・事業者向けの説明資料の提供を開始しました。
誌面では、脳神経科学を活用したブレインテック領域における研究背景、「キクモア」誕生の原点、そして補聴器との併用による聴覚ケアの未来が紹介されています。
「キクモア」とは
「キクモア」は、人間の脳には年齢を重ねても変化する力である“可塑性”があることに着目し、音の違いを聞き分けるトレーニングを通じて、雑音のある環境で必要な音を聞き取る力の向上を目指すスマートフォン向け聴覚トレーニングアプリです。
「キクモア」の詳細はこちら
加齢性難聴や騒音下での聞き取りに課題を抱える方々に向けて、2026年6月より本格提供を開始しました。慶應義塾大学病院との共同研究を通じて聴覚機能への影響を検証しており、補聴器ユーザーを含む参加者からは「家族との会話で聞き返しが減った」「テレビの音量を下げられるようになった」といった声が寄せられています(個人の感想であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません)。

開発の原点 — 音楽と脳科学から「聞く力」へ
記事内では、代表・若林がブレインテック研究に取り組むきっかけとなった、脳科学との出会いにも触れています。世界の学会を巡る中で脳の未開拓領域に強い関心を抱き、音楽経験と脳科学を掛け合わせた音感向上サービス「PitchOn」を開発しました。これが「聞く力を鍛える」という発想へとつながり、聴覚ヘルスケア事業の基盤となりました。
補聴器と「キクモア」のハイブリッド活用
補聴器業界では、AI活用など技術の進化が進む一方で、欧米に比べ約3分の1という普及率の低さ、検査への心理的ハードル、購入後の非継続率など、様々な課題を抱えています。他方で、聞こえの悩みに対処すると生活にどのような変化が起きるかを示す調査データ(Boots Hearingcare調査 2024年)では、補聴器の対処後に「社会場面でラクになった」78%、「会話が楽になった」52%、「ウェルビーイングが向上した」39%と、ポジティブな変化が報告されています。
誌面では、補聴器を適切に使用していても多人数での会話や騒音下での聞き取りが難しいケースに対して、「キクモア」を併用するハイブリッド活用について言及しています。補聴器ユーザーからは「同じ補聴器なのに聞こえ方が変わった気がする」という体験談も寄せられており、日常のコミュニケーションの質向上に寄与する可能性が示唆されています。
neumoは今後、「補聴器」と「聴覚トレーニング」を組み合わせることで、相談のきっかけ作りから装用後の支援まで、豊かな補聴器ライフへの新たな顧客体験を創出したいと考えています。
補聴器販売店・メーカーの皆様へ — 連携相談窓口を開設
この構想を販売店・メーカーの皆様と共に形にするため、2026年9月15日より連携相談窓口を開設し、次の説明資料の提供を開始しました。
- 店舗・事業者様向け「キクモア」概要資料(補聴器との併用の考え方、来店者への案内方法)
- 雑音下での聞き取りに関する検証結果を報告するホワイトペーパー
- 来店者様を体験ページへ案内するQRコード付き案内資料
店頭でのご案内、顧客向けセミナーの共同開催、共同検証など、連携の形は個別にご相談ください。連携のご相談・説明資料のご請求は、ページ下部にあるお問い合わせフォームより承ります。
シニアの聞こえを巡る社会潮流
世界のモバイルヘルス市場規模は、2026年時点で860億ドル、2036年には5,100億ドルと、10年間の年平均成長率20.1%で大きな市場に成長する予測が出ています(出典:Grand View Research「mHealth Market(モバイルヘルス市場)レポート」)。

日本国内では、矢野経済研究所「2026年シニア市場調査」(9月11日付)により、シニア世代が「元気なうちに人生を楽しむ姿勢」を強める傾向が示されています。健康維持への意欲、積極的な社会参加、デジタルサービスの活用など、シニアの行動が大きく変化していることが報告されています。
また、英国の医学誌ランセットの委員会報告では、難聴が修正可能な認知症リスク因子の一つに挙げられており、聞こえを早めに確認し、補聴器などの手段を検討することの重要性が指摘されています。前向きなライフスタイルを志向するシニア世代にとって、補聴器と聴覚トレーニングを組み合わせる選択肢は、QOLを高める一助となり得るとneumoは考えています。
THE EYESについて
眼鏡・補聴器業界に向けて、販売・マーケティング、技術情報、専門家による連載などを提供する株式会社興隆出版社の専門誌です。業界の最新動向を深掘りする媒体として評価を得ています。9月15日発売号では、聴覚ヘルスケアの新潮流として「キクモア」の社会的意義と可能性が紹介されています。
連携のご相談・説明資料のご請求
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