あまり知られていない「聴導犬」に全国中途失聴者・難聴者福祉大会@京都で会ってきました

聴導犬が人に鼻先で合図を送り、周囲の人が見守る会場の様子を描いた水彩風イラスト

全国の協会、人工内耳友の会、補聴器メーカーなどたくさんの方々とお会いしてきました。その中でも今日は「聴導犬(ちょうどうけん)」について紹介します。盲導犬についてはご存知だと思いますが、聴導犬については聞いたことが無いという人が多いかもしれません。

聴導犬と盲導犬はどう違うの?

盲導犬の仕事は「人を安全に導く」ことですが、これは本来犬が持っている能力ではないので、特別な訓練が必要になります。また、向いてる犬種とそうでない犬種があるため、盲導犬にはラブラドール・レトリバーなど限られた犬種が多くなります。

聴導犬は聞いた音を飼い主に知らせることがメインタスクで、これは元々犬が持っている能力、人間よりも耳が良いという能力をそのまま活かすことができます。人混みで興奮しない、知らない人に触られても落ち着いている、といった点については訓練が必要になりますが、盲導犬とは育成ハードルが異なります。

様々な音に反応してくれる聴導犬

では聴導犬は、どんな音を知らせてくれるのでしょうか?

日本補助犬協会のサイトによると聴導犬が飼い主に知らせる音は、目覚まし時計、玄関のチャイム、ノック、やかんの笛、キッチンタイマー、FAXの着信音、赤ちゃんの泣き声などになります。

離れた場所で音がしても、飼い主のところまで行ってタッチなどの動作で知らせ、音源まで飼い主を誘導します。

警報音を知らせるという安全に関わる大事な仕事の他に、外出先では、窓口の順番待ちで名前が呼ばれたことを知らせる、という役割もあるそうです。

ダックスフンドやシーズーも ―― 様々な犬種が聴導犬として活躍できる

育成ハードルが盲導犬とは異なるため、幅広い犬種が活躍できる特徴もあります。会場で出会った聴導犬たちも多くは保護犬で、ダックスフンドやシーズーなど様々なワンちゃんがいました。

行き場を失った犬が訓練を受けて活躍の場が得られるというのは素敵だと思いました。

[PR] 脳の聞く力を鍛える「キクモア」

キクモアは、スマホアプリで日々トレーニングすることで脳の聞く力を鍛える耳の脳トレです。→キクモア聞こえのトレーニング

補聴器をつけても、聞き取りづらい?耳の脳トレキクモア