第30回 全国中途失聴者・難聴者福祉大会 in 京都に「キクモア」を出展——10月17日・18日

弊社neumoは、2026年10月17日(土)〜19日(月)に京都テルサで開催される「第30回 全国中途失聴者・難聴者福祉大会 in 京都」に、17日(土)・18日(日)の2日間、聴覚トレーニングアプリ「キクモア」を出展します。
「脳の聞く力を鍛える」というアプローチを、言葉の聞き取りづらさに対する新たな選択肢として広く社会に届けたいと考えています。
福祉機器展に、聴覚トレーニングアプリ「キクモア」を出展
大会と同時開催される福祉機器展では、福祉機器や情報保障技術、日常生活を支える便利グッズなどが紹介され、支援機器の展示やデモンストレーションが行われます。弊社は脳の「聞く力」に着目したスマートフォン向け聴覚トレーニングアプリ「キクモア」を出展します。
聞こえの課題には、「音が小さく聞こえる」ことだけでなく、「音は聞こえているのに、言葉が聞き取りづらい」「騒がしい場所では会話が聞き取りにくい」といったものがあります。
元々〈聞こえ〉には、耳から入った音を脳で処理し、必要な音を選び、言葉として理解する「脳の聞く力」も関わっています。「キクモア」は、この“脳の聞く力”をトレーニングするという発想から自社開発されたサービスです。
展示会ブースでは「キクモア」を実際に手に取ってお試しいただけます。
騒がしい場所での「聞こえ」の問題

科学誌『Scientific Reports』(2024年)で発表された、英国の中高年層を中心とする約28万人のデータを用いた研究では、静かな環境では正常に聞こえると回答した人のうち、約21%(5人に1人)が〈雑音のある環境での聞き取りに困難〉を感じていることが報告されました。この結果は、日常的な聞こえの問題が、単に音の大きさだけでは捉えられないことを示唆しています。
また、米国の60歳以上の702人を対象とした研究『Frontiers in Neurology』(2022年)では、通常の聴力検査で正常範囲と判定された323人のうち、約20%(5人に1人)にあたる65人が、雑音下での聞き取り検査で相対的に低い成績を示しました。この結果より、一般的な聴力検査だけでは捉えきれない聞き取りの課題が、高齢者にも見過ごせない割合で存在すると推察されます。
「キクモア」3つの特徴
1. 耳だけでなく、「脳の聞く力」に着目
キクモアは、単に音を大きくするのではなく、耳から入ってきた音を脳が聞き分け、処理する「聴覚情報処理」に着目。脳の可塑性(※)を鑑み、音の違いを聞き分けるトレーニングを重ねることで、脳の「聞く力」を鍛えることを目指します。
(※脳が経験や学習によって、神経細胞のつながりを変化させる性質)
2. 雑音の中から「必要な音を聞き取る力」をトレーニング
日常生活では、周囲にさまざまな音がある中から、話し相手の声など必要な音を選び取ることが求められます。キクモアでは、スマートフォンを使ったゲーム形式のトレーニングを通じて音の違いを聞き分け、雑音の中から必要な音や言葉を聞き取る力を鍛えることを目指しています。加齢性難聴者16名を対象とした研究では毎日30分、2か月間の聴覚トレーニングを実施。雑音下における言葉の聞き取り能力(S/N比)について、平均3.1dBの改善が確認されています。(効果には個人差があります)

3. スマートフォンで取り組め、補聴器との併用も可能
キクモアは、スマートフォンを使ってゲーム感覚でトレーニングできるため、場所を選ばず、日常生活の中で気軽に取り組むことができます。また、「脳の聞く力」にアプローチするトレーニングのため、補聴器をお使いの方も併用できます。
食事中の会話を家族と楽しむ、好きな音楽を聴くなど、日々の暮らしがより豊かになること。弊社は、テクノロジーの力で皆様のQOL(生活の質)をアップデートし、一人ひとりが自分らしく輝き続けられる未来をご提供することに尽力してまいります。
全国中途失聴者・難聴者福祉大会について

中途失聴者・難聴者とその家族、支援者、関係者が全国から集まり、交流や学びを深める大会です。第30回となる2026年は10月17日〜19日に京都テルサで開催され、「伝統息づく都から、新たな聞こえの風を 〜共に歩む、共生社会の扉を開く京都〜」をスローガンにしています(主催:一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会)。
https://www.zennancho.or.jp/special/fukushi/
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キクモアは、スマホアプリで日々トレーニングすることで脳の聞く力を鍛える耳の脳トレです。→キクモア聞こえのトレーニング

