【朝から耳ラジオ】第1回「音と脳の関係性」

ラジオ日本「朝から耳ラジオ」の第1回が、2026年7月5日(日)に放送されました。皆さん、お聴きいただけましたでしょうか。
この番組は、キクモアを運営する弊社neumoの代表取締役CEO・若林が、フリーアナウンサーの小川真由美さんと一緒に「耳と脳の関係、耳と脳の不思議」に迫っていく番組です。記念すべき初回のテーマは「音と脳の関係性」でした。
どんなお話があったのか、振り返っていきます。
若林と株式会社neumoについて
番組の冒頭は、若林の自己紹介から始まりました。生まれも育ちも東京で、大学院では環境科学を研究していましたが、人に会わず研究内容に向き合う日々が性に合わず、「人に会って仕事がしたい」とビジネスの道へ進みます。
2〜3年働いたのち、心理学を用いてウェブサイトの売上を向上させるコンサルティング会社を立ち上げ、台湾・中国・アメリカにも進出しました。
その後、アメリカに半分移住していた頃に脳神経科学に夢中になり、neumoを創業します。母も科学者で、研究者の多い家系だったため、脳科学の世界に入ることに違和感はなかったといいます。
neumoは「音 × 脳科学」で人類の可能性の最大化を目指す会社で、聞こえに困っている人の選択肢になればという思いから、トレーニング「キクモア」を開発・運営しています。
音は「耳」ではなく「脳」で聞いている
トークの最初のテーマは、耳の仕組みです。
音は耳から入り、外耳・鼓膜・中耳を通って内耳に届き、その先で電気的な信号となって脳に伝わります。つまり「聞く」という作業は、最終的に脳が担っているのです。
だからこそ、認知症の予防できるリスク要因の中でも難聴が大きなものの一つとされており、脳にとって音は非常に重要な存在だと語られました。
難聴は比較的早い時期から進むため、気をつけたいテーマでもあります。
騒がしい場所で聞き取りづらいのはなぜ?
静かな場所では会話できるのに、居酒屋やカフェのような騒がしい場所だと急に聞き取りづらくなる——こうした現象にも、脳が深く関わっています。
これは「雑音下聴取能(ざつおんかちょうしゅのう)」と呼ばれる、騒がしい中での聞き取りの能力によるもので、脳や聴覚経路が関与する、近年注目されている分野です。しかもこれは難聴よりも早く、40代くらいから問題になる人もいるといいます。
「カクテルパーティ効果」と名前をめぐる研究
騒がしい場所でも、自分の名前や噂は不思議と聞こえてくる——これは「カクテルパーティ効果」と呼ばれます。
番組では、これに関する興味深い研究が紹介されました。34名の大学生を対象にしたアメリカの研究で、両耳に別々の音を流し、片方から聞こえる女性の声を復唱しながら、もう片方の男性の声は無視するという課題の途中で、無視するはずの側から自分の名前を流す、というものです。自分の名前に気づいた人は、意外にも全体の約3分の1にとどまりました。
さらに、名前に気づいた人ほど、その直後は復唱する単語を間違えやすくなっていたことも分かりました。名前に反応したことで集中が途切れてしまうわけで、名前が人にとって特別な情報であることがうかがえる、という内容でした。
次回放送
第2回目の放送となる次回は、「耳の中で高い音と低い音が、どのように聞き分けられているのか」がテーマです。
その仕組みや、年齢によってどう変わっていくのか、それによってどんな困りごとが増えるのか、といったお話をお届けする予定です。
ぜひお聴きください!
「朝から耳ラジオ」番組情報
「朝から耳ラジオ」は、「毎日の会話に寄り添う」株式会社neumoの提供でお届けする番組です。neumoの代表取締役CEO・若林龍成が、フリーアナウンサーの小川真由美さんとともに、毎回「耳と脳の関係、耳と脳の不思議」に迫っていきます。若林が自身の経験から感じた「音」と「脳科学」の面白さをお届けしていきます。
番組名:朝から耳ラジオ
放送日時:毎週日曜6:00〜6:15 (2026年7月5日より放送開始)
放送局:ラジオ日本 FM92.4MHz/AM1422kHz
radiko:
https://radiko.jp/index/JORF/
(放送時間外は別の番組が表示されます。放送時間にクリックすると「朝から耳ラジオ」が表示されます。)
第1回「音と脳の関係性」2026年7月5日(日)放送
https://radiko.jp/#!/ts/JORF/20260705060000
(放送日より7日以内視聴可能)
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