「耳鳴りみたいに音楽が聴こえて来るんです」は精神疾患じゃない場合もある

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私は新宿区の地域交流館や渋谷区のシニアクラブ(渋谷ハチコウ大学でも)などで定期的に講演をしています。

講演でよく質問をもらいますが、ある時「耳鳴りがするんですが、普通の耳鳴りではなく音楽が聞こえるんです。原因は何でしょうか?」と聞いてきた女性がいらっしゃいました。

外で鳴ってもない音楽が聴こえてくる原因は精神疾患だけではない

頭の中で音楽がなるというのは統合失調症などで見られる典型的な症状なので、可能性の一つとして遠回しにそのように答えました。

後日、弊社がお世話になってる耳鼻科医の方とその質問について話していたところ、「それは楽音性耳鳴(がくおんせいじめい)の可能性がありますね」と指摘されました。

音楽幻聴(げんちょう)という言われ方もしますが、精神疾患による幻聴とは分けて考えるという意味で、今回は楽音性耳鳴(がくおんせいじめい)という呼び名を使います。

楽音性耳鳴(がくおんせいじめい)とは何か?

楽音性耳鳴は耳鳴りとは違い、キーンのような音ではなく音楽が聴こえてきます。頭の中で音楽がループして鳴り続けてるという誰にでも起こり得る現象とも異なり、外で音が実際に鳴ってるという感覚があります。

何もないところで音楽が聴こえてくるのは統合失調症と似てますが(統合失調症は人の声が聞こえる方がメイン)、「実際は音楽なんて鳴ってない」ということを自分で自覚できる点が統合失調症との大きな相違点になります。

症状を訴える人は加齢性難聴などによって聴こえが悪くなってることや、女性の比率が多いことが特徴です。

<neumo 若林龍成(りょうせい)メモ>

楽音性耳鳴(がくおんせいじめい)について原理やまだ書きたいことが他にもあるのでPart2をいずれ出したいと思っています。

自分が楽音性耳鳴かどうか気になる方は耳鼻科にかかることをオススメしますが、一般に知られた病名ではないのでこちらの論文に掲載されている病院で相談された方がよいかもしれません。

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