バービー人形に「補聴器を着用したバービー」が登場

2022年から発売されている補聴器バービー
Barbie Deluxe Styleというちょっとゴージャスなバービー人形のシリーズ2026年版に「補聴器付きバービー」が登場しました(品番JJN70)。
と言ってもこれが初登場ではなく最初に「耳掛け型補聴器付きバービー」が発売されたのは2022年です。
車椅子、ダウン症、糖尿病のバービーも
残念ながら人工内耳のバービーはまだ発売されていませんが、車椅子に乗ったバービーやダウン症のバービー、1型糖尿病のバービーもいます。
糖尿病のバービーは腕に血糖モニター(CGM)があり、腰に装着されたインスリンポンプには血糖値が表示されています。そしてハンドバッグには血糖測定器や低血糖時の食事も入ってます。
補聴器バービー定番商品、そして日本でも購入可能
Barbie Fashionistasという定番ラインに補聴器バービーがいることからも、補聴器バービーが一時的な話題作りで発売されたのではないことが分かります。
補聴器作りも教育聴覚学のJen Richardson博士と協業して作っています。
自己肯定感形成に重要な役割を担う補聴器バービー
補聴器バービーに限った話ではありませんが、少し人とは違う特徴を持つ子供にとって、人形遊びのキャラクターに自分に似た人形がないと辛い気持ちになる可能性があります。
実際、生まれ付き重度な難聴だったイギリスの女優ローズ・アイリング=エリスさんは、小さい時にバービーに自分で補聴器を描き足してました。
エリスさんは2022年に補聴器バービーが発売された際に「子どもたちが、自分が遊ぶおもちゃの中に自分自身の姿を見つけられることは、非常に重要」とコメントしています。
親も肯定的な反応が多い
聴覚障害や車椅子の子供を持つ親からは「子どもが自分自身を肯定でき、かつ社会に受け入れられている感じがする」という肯定的な意見が出ています。
非当事者の親の場合、日常生活で障害がある人との接触の有無で異なり、子供が障害がある子供と接する機会が多い家庭の親は障害を表現した人形などを「普通に遊べるオモチャ」として受け入れる傾向がありました。
<neumoメモ(若林 龍成)>
車椅子や難聴とは違いますが、私は小学生の頃「なぜ、みんな同じでないと行けないのか」「なぜ平均や普通から外れると、こんなにも居心地が悪く辛い思いをしないといけないのか」ということについて、ずっと悩んでいました。
私の悩みはバービー人形で解決できる類のものではないかもしれませんが、今回の話のような取り組みによって、疎外感を味わっている子供が少しでも救われるのだとしたら非常に嬉しく思います。
これからも耳(や脳)について話を発信していきます。LINE登録して頂けると「聴こえを鍛える脳トレ」の情報などもご覧頂けますので、是非よろしくお願い致します。


